デジタル時代なればこその原稿整理・編集作業
−高齢者には協力者が不可欠であった−

〔潰れた活字の打ち直し〕



 「電気試験所神代分室の記録」というサブタイトルは付けたものの、『日本のエレクトロニクスの源流』などという大上段に構えた半ば技術史らしい800頁に亘る大著を上梓し、編集に当たった者としては面映い点が無いと言えば嘘になる。
 しかし、70歳半ば以上の寄稿者からの文字・写真・表などを隅から隅まで目を通し、これらを整理、アレンジして1枚のCDとして出版社に手渡したことは我ながらよくやったと思う。
 PCによる画像処理が無かったら、デジタルカメラが無かったら、本書掲載の綺麗な写真を得ることは出来なかった。また、編集の迅速化も不可能であった。
 「編集後記への補追」に述べてあるように、これらのデジタル処理のほとんど全てはY氏の協力に負うものである。ここで改めてY氏の深く関わっているSOHOに深甚の謝意を表し、ここに当該SOHOのホームページアドレスを紹介しておく。

   有限会社 ステップ